令和6年2月29日付けで苫小牧港長から苫小牧港管理組合管理者宛てに米艦船 USS HOWARD(ハワード)の寄港に係る通知があり、市として、このたびの寄港受入れの可否を判断するため、苫小牧市非核平和都市条例に基づき、核兵器搭載の有無について外務省及び在札幌米国総領事館に照会を行うとともに、苫小牧港管理組合では、この間、岸壁の利用状況を確認してまいりました。
その結果、核兵器搭載の有無については、当該艦船に核兵器搭載能力がないとの見解が示されたこと、並びに利用岸壁の手配に目途がついたことから、市といたしまして総合的に判断し、米艦船の苫小牧港寄港を受け入れることといたしました。
なお、米艦船の利用岸壁は「晴海ふ頭2号岸壁」を予定しており、苫小牧港管理組合管理者として、苫小牧港長に対して受入れる旨の報告をしたところです。
今後、米艦船を受入れるにあたり、市民の安全に万全を期すため、在札幌米国総領事館に対し乗組員の外出時の規律維持等について申入れを行うとともに、苫小牧警察署に対しましても不測の事態の対応についてお願いするほか、関係機関との連携を図り、万全の態勢で対応してまいります。
令和6年3月1日 苫小牧市長 岩倉 博文
記録作成:総合政策部秘書広報課